2025年12月5日(金)、青山学院大学 文学部日本文学科 日本語日本文学情報処理法Ⅱ の授業において、弊社代表の後藤博之がゲスト講師として、ブロックチェーンデジタルアーカイブ( BDA )について授業を実施いたしました。

この授業を進めていらっしゃる、非常勤講師で国立国語研究所 名誉教授の 横山詔一先生( https://researchmap.jp/YOKOYAMA_Shoichi )が、千年後に日本語の学術論文を読むことができる状態を実現するために何か良い手法がないものかと、今年のはじめ頃から探していらっしゃったとのことです。
デジタルアーカイブ学会 第9回研究大会で弊社後藤と株式会社NFTDrive 中島氏で共同発表し公開されている、ブロックチェーンデジタルアーカイブについての発表内容(「ブロックチェーン上でのデジタルデータの保存について: 消えない・改ざんできないデータとして保存する重要性」 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsda/8/s1/8_s28/_pdf/-char/ja )にたどりつき、これが最有力候補だろうということで、今回お声がけくださいました。

- 文学部の学生なので、専門用語を使わずに、さらに「ブロックチェーン」という名前を使わずに解説すること
- わかりやすくするために「デジタル正倉院」システムの構想としてブロックチェーンデジタルアーカイブを基盤とすること
という横山先生からのご要望があり、正倉院の要素になぞらえながら「ブロックチェーン」という単語を一切使わずに授業内容を組み上げました。

「ブロックチェーン」という言葉をまったく使わずに伝えることを初めて行いましたが、レクチャーの終わりには学生の皆様から盛大な拍手を得ることができ、大変光栄であります。
また、横山先生の授業では、毎回最後に授業を受けた学生からミニレポートの提出をしてもらっているとのことで、今回の受講生全員から授業の感想が届きました。非常に刺激になったようで、今後の皆様のご活躍に期待が膨らみます。
横山先生からは、すでに第2回目の授業のご依頼をいただきました。

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